『まず牛を球とします。』
柞刈湯葉の短編集。
安部公房リスペクトな現代SF短編集で、安部公房大好きな自分のために書かれたんじゃないかっていうくらいに最高。ひとつひとつ読みながら本を閉じて「うわぁ…」って味わって読んだ。
- 数を食べる
- 意味わからん感じが最高。体調悪いときに見る夢感がたまらない
- 石油玉になりたい
- かなり好き、たまに地球を見ちゃうのも好きだし小さなコスモス畑になってるのもいい
- 東京都交通安全責任課
- 現代風刺〜〜〜
- 家に帰ると妻が必ず人間のふりをしています。
- 理解しがたいような感覚が好み
- ルナティック・オン・ザ・ヒル
- 読後感が一番良かった。設定、雰囲気、オチ全部好き
- 大正電気女学生
- 一通り読んだあとの最後の引用がかなり好き
-
どんな人間の一生も、つまりは己へと向かう道だ。試行錯誤の道、かろうじて見える小道。だけど自分自身になれたものなんていまだかつていたためしがない。それでも百人が百人とも、自分自身になろうと努力する
- 令和二年の箱男
- まさにタイトル通り、令和の箱男だった。安部公房リスペクトを感じつつもしっかり自分の作品として仕上げている感じがかなり好き